国際税務

米国株配当から天引きされた米国の税金を外国税額控除する場合の留意点

ストックオプションなどのインセンティブ報酬制度により米国株を取得したり、米国の証券会社を通じて米国株を取得して配当を受け取った場合、アメリカの税金が差し引かれますが、この税金については外国税額控除として確定申告することにより、日本の税額から...
国際税務

知らないと数百万の損失!非居住者が退職所得を受け取った場合の還付方法

長年国内で勤務していた方が海外赴任先で退職するような場合、退職金から20.42%の源泉徴収がされますが、居住者として退職金を受け取ったと仮定して計算した場合の税額の方が少ない場合は、退職所得の選択課税の申告をすることにより還付を受けることが...
仮想通貨(暗号資産)

暗号資産(仮想通貨)に含み益がある状態で法人化する際に知っておきたいこと

暗号資産(仮想通貨)の節税策として法人化することがありますが、法人化することのメリット・デメリットと暗号資産に含み益がある状態で法人化した場合に知っておきたいことについて解説します。 法人化することのメリット・デメリット メリット 税率 個...
仮想通貨(暗号資産)

暗号資産(仮想通貨)取引による所得を事業所得として申告するためには?

暗号資産の取引による所得は原則として雑所得に区分されることになっていますが、場合によっては事業所得として申告することによって、雑所得にはないメリットを享受することも可能です。今回は、暗号資産の取引による所得を事業所得として申告するための基準...
開示請求

非公開裁決はどのように入手するのか?

税務雑誌を読むと、非公開裁決の評釈を目にすることがありますが、公開されていない裁決はどのようにして入手するのか疑問に思ったことありませんか?国税不服審判所の勤務経験のある税理士が解説します。 行政文書の開示請求で入手可能 国税不服審判所では...
開示請求

収受印の押された確定申告書の控えを入手する方法

銀行から融資を受ける際や保育園への申し込みの際に、収受印が押されている申告書の控えの提出を求められることがあります。もともと申告書の控えに収受印を押してもらっていない場合や申告書の控えを無くしてしまった場合はどうすればよいのか、税務署で文書...
所得税

【外資系社員の方】ストックオプション・RSU・ESPPの課税関係

外資系企業にお勤めの場合、通常支払われる給与以外にストックオプションやRSU、ESPPといったインセンティブ報酬が付与されることがあります。ストックオプション、RSU、ESPPについて、いつ、どのような課税が生じるのか元国税調査官である税理...
仮想通貨(暗号資産)

暗号資産(仮想通貨)を2回以上に分けて購入した場合の譲渡原価の計算

暗号資産(仮想通貨)を2回以上に分けて購入した場合、譲渡原価は総平均法又は移動平均法で計算することとなっています。今回は総平均法・移動平均法・個別法と、税務上必要な手続き、取得価額が分からない場合の取扱いについて解説します。 総平均法とは ...
開示請求

【令和3年8月5日現在】訴訟になっている課税事件

国税庁のHPに掲載されている「令和2年度における訴訟の概要」によると、令和3年3月末現在で174件の課税事件が係属していますが、具体的にどのような課税事件が訴訟になっているのか興味があり、国税庁に行政文書の開示請求をして資料を取り寄せてみま...
国際税務

個人が確定申告する際に外貨建取引の換算はどのようにするのか?

個人の確定申告の計算の際、外貨建取引がある場合は、その取引金額を外貨から邦貨に換算した上で計算する必要があります。今回は、その換算のルールについて解説します。 TTS・TTB・TTMとは? 換算のルールを説明する前に、換算の際には「TTS」...