2021-09

争訟

審査請求時に気を付けるべきだと思ったこと

国税不服審判所で審査請求の調査に従事してみて、自分が審査請求の代理人になるのであれば、気を付けなければならないと思ったことがあります。参考までにまとめてみました。 審査請求人の名前はよく確認する 審査請求書には当たり前ですが、審査請求人の名...
税務調査

税務署が行う税務調査で手ごわいと感じる調査官の特徴とは?

税務調査に来る調査官は、入社直後の新人から定年間際のベテランまでいますが、どういう調査官が来たら手強いのか、元国税調査官である税理士が考えてみました。 【期間限定】税務調査のノウハウを動画ですべて公開中! 入社4~5年目くらいの調査官 私が...
争訟

不服申立てを検討する際に収集しておくべき資料

税務署に処分をされた後、不服があって再調査の請求や審査請求、訴訟で争う場合、法令解釈や処分が取り消される可能性を検討するためにさまざまな資料を収集するかと思いますが、その際に事実関係の証拠以外で収集しておきたい資料をまとめてみました。 改正...
争訟

租税関係の判例を効率的に調べるには何をどのように調べればよいか?

法令解釈や類似事件の参考にするために、判例・裁判例、裁決例を調べる必要がある場合、何をどのように確認すれば効率的に調べられるのか、実際に問題を解決しなければならない実務家向けにまとめてみました。 金子租税法と判例データベース検索で当たりをつ...
国際税務

米国株配当から天引きされた米国の税金を外国税額控除する場合の留意点

ストックオプションなどのインセンティブ報酬制度により米国株を取得したり、米国の証券会社を通じて米国株を取得して配当を受け取った場合、アメリカの税金が差し引かれますが、この税金については外国税額控除として確定申告することにより、日本の税額から...
国際税務

知らないと数百万の損失!非居住者が退職所得を受け取った場合の還付方法

長年国内で勤務していた方が海外赴任先で退職するような場合、退職金から20.42%の源泉徴収がされますが、居住者として退職金を受け取ったと仮定して計算した場合の税額の方が少ない場合は、退職所得の選択課税の申告をすることにより還付を受けることが...
仮想通貨(暗号資産)

暗号資産(仮想通貨)に含み益がある状態で法人化する際に知っておきたいこと

暗号資産(仮想通貨)の節税策として法人化することがありますが、法人化することのメリット・デメリットと暗号資産に含み益がある状態で法人化した場合に知っておきたいことについて解説します。 法人化することのメリット・デメリット メリット 税率 個...
仮想通貨(暗号資産)

暗号資産(仮想通貨)取引による所得を事業所得として申告するためには?

暗号資産の取引による所得は原則として雑所得に区分されることになっていますが、場合によっては事業所得として申告することによって、雑所得にはないメリットを享受することも可能です。今回は、暗号資産の取引による所得を事業所得として申告するための基準...
開示請求

非公開裁決はどのように入手するのか?

税務雑誌を読むと、非公開裁決の評釈を目にすることがありますが、公開されていない裁決はどのようにして入手するのか疑問に思ったことありませんか?国税不服審判所の勤務経験のある税理士が解説します。 行政文書の開示請求で入手可能 国税不服審判所では...
開示請求

収受印の押された確定申告書の控えを入手する方法

銀行から融資を受ける際や保育園への申し込みの際に、収受印が押されている申告書の控えの提出を求められることがあります。もともと申告書の控えに収受印を押してもらっていない場合や申告書の控えを無くしてしまった場合はどうすればよいのか、税務署で文書...